002. 執権・北条時頼と鉢の木
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鉢の木は、世阿弥の子・観世元雅(もとまさ)作とも伝わる能の演目で、武士の誠実さと忠義心を題材にした、冬の曲として知られています。
(あらすじ)
没落した武士・佐野源左衛門常世は、かつての栄華も失い、北国で貧しい暮らしを送っています。
ある雪の深い冬の夜、旅の僧(旅の老僧)が宿を求めて訪ねてきます。常世は貧しいながらも誠意を尽くしてもてなし、寒さをしのがせるために、大切にしていた梅・桜・松の三本の盆栽(鉢の木)を惜しげもなく薪として焚いてしまいます。
その席で常世は、もし鎌倉から「いざ鎌倉」の呼び出しがあれば、たとえこのような身であっても真っ先に馳せ参じると語ります。
やがて旅の僧が去り、程なくして鎌倉から全国の武士への招集がかかります。常世は約束通り、ボロの鎧に痩せた馬で駆けつけます。
そこで旅の僧の正体が明かされます。実はあの僧こそ、執権・北条時頼その人でした。時頼は常世の誠実さと武士の心根を称え、梅田・桜井・松枝の三つの荘園を与えるのでした。
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ステージ12【鎌倉編】
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執権北条氏