大阪市 Osaka-shi

道頓堀

►ゆかりの人物
 仁徳天皇・・第16代天皇。即位元年、難波高津宮に都を移す。
 大伴 金村・・古墳時代の豪族。大伴氏の館のあった摂津国住吉郡に住み、そこで死去。帝塚山古墳が伝わる。
 聖徳太子・・丁未の乱(物部守屋の変)の鎮定後、仏の加護の返礼として四天王寺を建立した。
 孝徳天皇・・第36代天皇。難波長柄豊碕宮を造営した。
 良忍・・・・平安時代後期の天台宗の僧で、融通念仏宗の開祖。その総本山は大念仏寺(平野区)。
 島津 忠久・・源頼朝の落胤として大阪の住吉大社に出生。薩摩に始まり多くの地頭職を兼ねた島津氏の祖。
 豊臣 秀吉・・顕如退去後、その地に大阪城を築き、豊臣氏の本拠となる。
 顕如・・・・先代証如から大坂(石山)本願寺を本拠とし、顕如の頃、信長の圧迫への抗戦は10年に及んだ。
 成安 道頓・・平野の名家の1つ。私費をもって道頓堀の開削したことで知られる。
 末吉 孫左衛門・江戸時代初期に朱印船貿易で活躍した大坂の豪商。
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 岩崎 弥太郎・幕末から明治期にかけての実業家。三菱グループ源流となる郵便汽船三菱会社(日本郵船)を創設
 五代 友厚・・・明治期に大阪発展の礎を築いた実業家。
 鴻池 忠治郎・明治から昭和にかけての実業家。家業の廻船問屋に始まり、鴻池組、鴻池運輸の祖となる。
 久保田 権四郎・・水道管のクボタなど多くの製造業の源流となる実業家。手塚山の大邸宅跡は小学校となる。

►食のレガシー
 割烹料理・・・・
  大正期に大阪で誕生した、カウンター越しに板前がその場で調理する形式の和食。格式高い料亭に比べ「割烹」は、
  旬の食材を好みで気軽に楽しめる「食い倒れの街」大阪ならではのスタイルとして流行。

 たこ焼き・・・
   昭和10年(1935年)頃、大阪市西成区の「会津屋」の創業者・遠藤留吉氏が、肉やこんにゃくを入れていた「ラヂオ焼き」に、
   明石焼のタコと玉子を取り入れて誕生させる。タコの名産地である明石の文化がヒントになり、大阪の食文化として定着した。

 お好み焼き・・・・
   子供から大人まで楽しめる庶民の味として大阪の「粉もん文化」を代表する料理。
   その歴史は、フノヤキ(麩の焼;千利休が茶会で提供した、味噌を塗って巻いた薄い生地の菓子)がルーツ。
   その後、明治・大正時代に、水で溶いた小麦粉に具材をのせて焼く子供のおやつとして親しまれ、
   昭和初期から戦後にかけては、食糧難の中で腹持ちの良い主食となった。
   名前の由来は、具材を自由に選べることから。

 きつねうどん・・・・
   明治26年(1893年)頃、大阪・船場の「うさみ亭マツバヤ」が発祥とされる郷土料理。
   当初は甘辛く煮た油揚げと素うどんを別々に出していたが、客がうどんにのせて食べたことがはじまり。
   キツネが油揚げを好むという伝承からきつねうどんと名付けられた。

 鍋焼きうどん(大阪)・・・
   江戸時代末期の1865年頃、大阪(大坂)の屋台で「夜鳴きうどん」として流行したのが始まりとされる。
   四天王寺付近などで人気を博した。

 串カツ・・・・・
   1929年(昭和4年)に新世界で創業した「だるま」の女将が、労働者のために一口大の肉を串に刺して
   揚げて提供したのが起源とされる。安くて早く、栄養が取れる手軽な食事として、新世界の釜ヶ崎周辺
   の肉体労働者たちに愛され、ソースへの二度漬け禁止ルールと共に続く大阪のソウルフードである。

 どて焼き・・・・
   大正末期に大阪の夜店で生まれた牛すじの味噌煮込み料理。鉄板の縁に味噌を土手のように盛り、
   中央で具材を焼きながら、溶け出した味噌で煮込んだ調理法が名前の由来。
   白味噌、みりん、砂糖でじっくり煮込んだ甘辛い味が、酒を進ませるつまみとなる。

 いか焼き・・・
   昭和25年(1950年)頃に大阪・桃谷の店主が考案した「粉もん」が由来。
   小麦粉の生地にイカを混ぜ、上下の鉄板で挟んでプレスして焼く独特のスタイルが人気となり、
   阪神百貨店での販売を機に大阪のソウルフードとして定着していった。

 ねぎ焼き・・・・・
   昭和40年(1965年)頃、大阪市淀川区十三にあるお好み焼き店「ねぎ焼やまもと」が発祥とされる。
   子供のおやつとして、薄い生地にたっぷりの青ネギと醤油を塗って焼いたのが始まり。

 ミックスジュース・・・
   1948年頃、新世界の「千成屋珈琲」の店主が、売れ残った完熟フルーツを活用するためにミキサーにかけたのがきっかけ。
   当時は高級だった果物を安く手軽に美味しく飲める贅沢な飲み物として、喫茶店文化と共に大阪に根付いている。

 豚まん・・・
   551HORAI蓬莱や、難波にある二見の豚まん(惜しくも2024年へ移転)など、市内に豚まんの名店は多い。
   ながらく大阪の名物の一つである。

 焼肉・・・・・・・・・・・
   食のレガシー選出要件の一つは、概ね50年以上同一レシピで実食に供されていること、としている。
   その目線で、国内に50年以上の食の歴史を紡いだ焼肉とは、1976年に開店した高級焼肉店・叙々苑(六本木)
   以前からある焼肉であって、今でもその原型が伝わっている焼肉である。
   在日コリアン、漬けダレ、ホルモンが日本流焼肉のはじまりを形成する。
   昔から焼肉店が愛好され、焼肉文化が特に栄えることになった土地は、関西は大阪(鶴橋、千日前など)と京都と見ておきたい。

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